design愛ある風景のデザイン
多様な彩りが特徴。上野焼の歴史に触れて
茶の湯からはじまる、静けさをまとう器 福岡県で作られ、多くの釉薬が用いられることが特徴の上野焼(あがのやき)。上野焼の始まりは、1600年代のこと。小倉藩主・細川忠興が朝鮮から陶工・尊楷(そんかい)を招き、福岡県の上野(あがの)の地に開窯したのがその始まりとされています。江戸時代には茶人...
大切な人への特別な贈り物。喜ばれる器の選び方
“贈る”という時間が、暮らしの風景をやさしく変えていく 贈り物を選ぶとき、「なにを贈ろうか」ではなく「どんな時間を贈れるだろうか」と考えることがあります。器には、その時間の質ごと手渡すような力があると思います。たとえば、深い飴釉の湯呑み。冬の朝、そこに注がれる湯気の立つお茶が、静かに体を...
400年の歴史を持つ「上野焼 – あがのやき」が日常使いの食卓で馴染む光景
福岡県で400年の歴史を持つ焼き物、上野焼 上野焼 - あがのやきと読みます。福岡県で400年の歴史を持つ焼き物が、上野焼。歴史の深み と作り手の思いが、料理を美味しく引き立ててくれます。 土ときれいな水で作られる器だから、素材を生かした料理は自然となじみます。器に負けない料理...
親から子、子から孫へ、世代を超えて受け継がれていく器とそこにある想い
家族の歴史を紡ぐ先代の遺産を大切に 家族の歴史は、使い始めた器や使い続けている器に宿っています。祖父母や親が使用してきた器は、時折傷や割れが入りながらもその優雅なデザインや温もり、その器が合った風景を思い返すことなどで、家族の歴史を思い出すことにもなります。器は時代や思い出を次代へと...
夏でしか体験できないモノもある
普段とは違う、自然の中での食べ物の冷やし方 ゆるやかな川の流れの中で、大きめの石を見つけて「囲いを作っていくよー、がんじょうな囲いにしてね」今から、この囲いの水の中で、水浴びが始まるんだよ。スイカのすいちゃんとキュウリのゆうりちゃんと、おとうふのもめんちゃん。ゆうりちゃんと、もめんち...
夏休みの朝の風景
季節の音で夏の朝を感じる、蝉と風鈴。 暑さの中、明け方の浅い眠りから、もうひと眠りという時に、早くから目覚まし代わりに、クマゼミが「シャンシャンシャン」と大合唱。完全に目が覚めてしまいます。「そんなに、いっせいに鳴く?」と言言いたくなるくらい、オスが一生懸命鳴いて、メスを呼ぶというよ...
家族への想いを込めて選ぶ器と料理が意味するもの
家族の想い:器を通して繋がる心の絆 家族への深い愛情は、日常の料理にも表れます。料理を通じて家族に幸せや温かさを提供する際、選ぶ器や盛り付けるスタイルは、家族の想いを表現する手段となります。器はただの食器ではなく、家族への思いや感謝が込められた特別な存在として、料理の舞台を彩ります。 器の選択:個々...
日常として、記憶の中の風景となる
毎日同じ器を使う風景と安心感 日常で使い続ける器は、買ってきてから次第に生活の一部となり、自分の生活に密着し、安心感と親しみを醸すようになります。 初めて手に取ったときのインスピレーションからはじまる、単なる食器ではなく、日常の一員として、心に馴染んでいくのです。 やがて、当たり前の風景としてその器...
明るい気分、慶びに寄り添う器選び
慶び事のときには、ふさわしい器を 感情として喜びに満ちた瞬間、これを料理で表現するためにお祝いの席を設けるなどは、日常のなかでよく見かける風景です。 プロが提供する料理である場合、その料理を彩る器も選び方には余念がないもの。 笑顔を引き立てる鍵となる料理をより輝く笑顔に溢れさせるため、色彩豊かでポ...
夫婦で味わうボジョレーヌーボを特別に
開封の瞬間、幸せの香りが広がる 夫婦で迎える年に一度の特別な夜。待ちに待った瞬間がやってきました。 ボジョレーヌーボのワインボトルが優雅に開かれ、その瞬間、豊かな香りが広がります。 鮮やかで深紅のワインが、夫婦の期待と愉しみを包み込みます。 この開封の儀式は、新しい冒険の始まりを告げるかのよう。...