仕事にしても、家事にしても、朝からあわただしく”時間に追われて過ごしている”という意識でいる間はそれだけで仕事が雑になったり、イライラしたり。
簡単に用意してしまった食事などは味わう余裕もなく、ただ食すだけのあっけない食事になってしまうもの…。
こんなのは嫌だ、もっと丁寧に過ごしたい。と心の中では思っている方も多いことでしょう。
「ていねいな暮らし」は気持ちの持ちよう
「ていねいに暮らす」というのは意識の高い人だけができること、などではありません。
例えばこういうシーンでは例えばこういった由来にちなんだ器で食事を演出する、などの“ちょっとした工夫”を日常に取り入れる気持ち、があれば実現するものです。
例えばリフレッシュしたい時、家でゆっくり過ごしたり旅行に行ったりしますよね。非日常を求め、旅先で「おもてなし」を受けたいと思う気持ちがあると感動できます。
時間の流れが急にゆっくりになり、おだやかな気持ちになると嬉しくなります。
迎える側の随所に見られる「ていねい」な思いやりに触れたいと思う気持ちがそうさせるのでしょう。
ていねいに作られた料理は時間をかけて味わっていただきます。時間がある事でゆとりが生まれ会話も弾みます。 体にとっても良い事です。
「丁寧(ていねい)」の反対は「大雑派(おおざっぱ)」
「丁寧(ていねい)」とは、
- おだやか
- 心が落ち着く
- ゆとりが生まれる
- 相手を思いやることで共有する時間や空間を楽しみたいと思う
- 優しくなる
反対に
「大雑把(おおざっぱ)」とは
- あわただしい
- 時間に追われる
- 雑になる
- 相手にも嫌な気持ちを与えてしまう
- イライラする
和器相愛が「ていねいな暮らしの作法」のきっかけに
当サイト・和器相愛(わきあいあい)では、ていねいな暮らしの作法を生活に取り入れるために、決して堅苦しいものではない日本の文化的な知恵や由来を知るきっかけになれば…、という思いで編集しています。
「何をていねい」にするかは人それぞれ違いますが、自分も含めて誰かを「思う気持ち」を意識して生活することで、おだやかな空間を作り、大雑把ではない生活を手にすることができるでしょう。
できるところから少しでも生活に取り入れ、暮らしが「ていねい」になっていく気持ちよさを、優しさが伝わる暮らし方を見つけてみましょう。