枝豆ととうもろこしの豆知識と美味しく食べるコツ
仲良しの枝豆のエダちゃんと、とうもろこしのコーンちゃん
エダ「今日は朝早くから、優しく起こされたよ。(どの子が大きくなってるかなあ)って言いながら、たくさんある中から僕を選んでくれたんだ。もう、さやの中でパンパンに膨らんじゃってるんだから、キツイよ」
コーン「それにしても、今日はたくさん収穫しているね」
エダ「機嫌がいいところを見ると、今日は人が集まるんだね。今日のコーンちゃんと僕たちは、かなり好評だとおもうよ、僕は、熱いお湯に入れる直前まで、枝に付けていて欲しいなー」
コーン「なんで、枝に付いていた方がいいの?」
エダ「枝に付いていた方が、傷みにくく、美味しいんだ!同じ食べるなら、美味しい方が、いいに決まってるよ」
コーン「私も黄色い肌を見せるために、緑色の洋服もはがされたり、美味しさの目安のひげも取られたりして、残念なの」
エダ「ヒゲはいらないんじゃないの?」
コーン「もちろん、食べる時はいらないけれど、美味しさを見分けるサインでね、白いヒゲより、茶色いヒゲの方が食べ頃のサインなのよ、それが、わからなくなってしまうのは、とても残念」
エダ「お互い、知らないことだらけだね」
コーン「知ってもらうと、もっと私たちの事を好きになってるくれるよね」
エダ「そうだね~僕もコーンちゃんも、湯上がりには、やっぱり涼しげなザルのベッドで、クールダウンしたいよね!」
コーン「風が通って、気持ちいいよね。なぜか、落ち着くのよね、湯上がりのエダちゃんの緑色と私の黄色が目立って、大勢の人たちが集まってくれるといいよね」
エダ「そうだよね!みんなが、美味しい美味しいって言ってくれると、きっと、おしゃべりも弾んで、waki-aiai!の光景が見れるよ」
コーン「みんなの注目の的になれるって、恥ずかしいけど、嬉しいね」
エダ「なんか、バタバタしてきたね」
コーン「おもてなしの準備で、忙しくなってきたみたいね」
ビールのグラスに決まりはない!
夏の定番となっている、ビール=枝豆
普段、豆ってそんなに、たくさん食べないのに、なぜか枝豆だけは「やめられない、止まらない」状態で食べ続けてしまいます。
ビールとセットのようになっているから、大人が食べる物と思っていましたが、今や子供も同じように爆ついています。
そんなビールですが、今や第3のビールやそれぞれの地域で作られるクラフトビールなど沢山の種類のビールがあります。
ビールの飲み方って色々ありますよね。
缶ビールをそのまま飲んだり、瓶ビールは小さめなグラスに注いで、ビアホールに行けばサーバーからジョッキやピルスナーグラスなど、大容量でたっぷりと入るものから、今流行りのクラフトビールは、ビールのスタイルに合わせたグラスが使われる事が多いですね。
もちろん、ガラスに限らず、陶器の器で飲むのもOKです。
陶器の器は、内側がザラザラしていると、泡立ちが良くなって美味しく飲めるという器もあったりと、好みによって分かれますので、色々なグラスで飲んでみると自分好みを見つけられるかもしれませんね。
美味しいビールを飲む!
お店で飲んでみると、「グラスによって、味がこんなにも違うものなの?」と感動することがあります。どんなビールでも、ひと手間で美味しくなるなら、是非、やってみる価値はありますよね。
あたり前のようで意外と出来ていないんです。
グラスは
*油気の無いきれいなスポンジで洗ってあること
*適度に冷えていること
なぜ、ビアホールやBarでいただくビールが美味しいのかは、以上の事を丁寧にしているからですね。
泡立ちは注ぎ方によって異なると思いますが、グラスの内側に油分が残っているとキメの細かい泡が出来ず、ビールもざらっとした味になってしまいます。
美味しいビールを飲むには、グラスの内側をよーく洗う事です。
家で飲む時は、時間もあるでしょうから、先程の2点を気をつけていれば、どんなビールでも美味しく飲む事が出来る!はずです。
あともうひとつ、1番大事なのは「喉をカラカラにしておくこと!」です。
愛情を注ぐ、グラスの取り扱い方
口当たりの良い、薄いグラスが好き!確かに美味しいです!
噛んだら、割れてしまうのでは?と思うような、薄いグラスもあります。
そこまで、薄くなくても、グラスは他の物と一緒に洗ってはいけませんね。
グラスは、目に見えない小さなキズが、たくさんあります。
衝撃はもちろん、温度差にも弱いですから、お湯で洗って急激に冷やしたりしたら、割れてしまいます。
この手間ひまを惜しまず、是非、美味しく飲みたい方には、丁寧に洗ったグラスを冷やして、至福の時間にしてくださいね。
自分の使い勝手の良いグラスを見つけるのも、美味しさへ探求心の始まりかも、しれません。
食器洗浄機対応可能かも、確認する事をオススメします。
通常、ガラスの器やグラスは電子レンジ不可です。
使用されたい場合は、耐熱用がありますので、そちらをご利用ください。
この記事を書いた人
柴山甲一
酒器の案内人
バーテンダーとして様々な酒や人生と出会い、人生の数だけ酒の楽しみ方があることを知る。「酒の楽しみ方=人生」と捉える目線から、一人じっくり酒を楽しめる器や、誰かとの語らいを楽しむ器など、人に寄り添い人に合わせた“人生を変える酒器選び”をナビゲートする。飲食店などへも、料理人自身が選び切れない器の中から「酒と会話と料理と」を引き立てる器を提供し、その強いこだわりには信頼と定評を得ている。
この記事を書いた人
柴山典子
器人(うつわびと)
静岡の陶器屋の家に生まれ、幼少の頃より家庭用・飲食店用など様々な器に触れながら育つ、器屋生まれ器屋育ちつまり“生粋の器人”。“日本”が誇るもの文化やそれが反映された道具には深い敬意をもち、感動と関心で心の拍手が止まらない。未知に対して興味津々、驚きと笑いを一緒に分かち合えたら嬉しく人との繋がりに日々感謝。「和モノ」のみならずインテリア物は大好物。