life

朝陽を受け朝食をつくる、自然というテーブルでいただく。

朝陽とともに目覚める

キャンプの朝。
自然に目が覚めます。空気は新鮮で澄みわたり、朝陽が優しく大地を抱えます。
テントからもそもそと出ると、そこには山合いから登る朝日が、ダイヤモンドのように煌めき昇りだす光景に目がくらみます。

周りの別の集団のテントやタープからは、朝食を用意するための火の音も聞こえてきます。
キャンプの朝食のテーブルの空気の清々しさはまた次回のキャンプを楽しみにさせます。

大自然のテーブルに広げる

まだ寝ている仲間、起きてきて朝食の準備をしたり、顔を洗ったり・・
キャンプブースでは気ままに朝の支度がはじまります。
炭火で炙った食パンに、どっさりの野菜とパテを挟んで、朝食から元気なサンドイッチを作ります。

テーブルに次々と並んでいく皿と、コーヒーを淹れる香りが広がります。

新鮮なフルーツや地元産の野菜、手作りのジャムや蜂蜜などもテーブルを彩ります。
ここでは大自然がテーブル。
木の香りが漂い、土のにおいを身体で感じます。

ずっとつづく時間、人生に刻む

大自然のテーブルに広げた朝食は日頃と比べて圧倒的に非日常で、その朝食も美味に満ち、仲間たちは朝陽を浴びながら幸せに浸ります。
朝食をいただきながら、昨夜不完全燃焼だった話の続きが誰からともなく始まります。
いろんなエッセンスで美味しさにも磨きがかかったキャンプの朝食。
こんな仲間と過ごす、ずっとつづけばいいと願う、そんな時間が、皆の人生に刻まれてゆきます。

この記事を書いた人

柴山甲一
酒器の案内人

バーテンダーとして様々な酒や人生と出会い、人生の数だけ酒の楽しみ方があることを知る。「酒の楽しみ方=人生」と捉える目線から、一人じっくり酒を楽しめる器や、誰かとの語らいを楽しむ器など、人に寄り添い人に合わせた“人生を変える酒器選び”をナビゲートする。飲食店などへも、料理人自身が選び切れない器の中から「酒と会話と料理と」を引き立てる器を提供し、その強いこだわりには信頼と定評を得ている。

この記事を書いた人

柴山典子
器人(うつわびと)

静岡の陶器屋の家に生まれ、幼少の頃より家庭用・飲食店用など様々な器に触れながら育つ、器屋生まれ器屋育ちつまり“生粋の器人”。“日本”が誇るもの文化やそれが反映された道具には深い敬意をもち、感動と関心で心の拍手が止まらない。未知に対して興味津々、驚きと笑いを一緒に分かち合えたら嬉しく人との繋がりに日々感謝。「和モノ」のみならずインテリア物は大好物。

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