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家族キャンプ、アウトドア料理を演出する調理器具 兼 男前食器

家族キャンプの準備は食材選びから始まる

週末は家族キャンプ。
普段と違った食事、寝床・・・冒険に備えて準備を始めます。

我が家ではまず、何を食べよう?から。
食事のタイミングの回数を数え、1度も手抜かりなく美味しく楽しくするために、なにを用意しなければナラないか考えます。
ホットサンド!肉のまるやき!など、今までの定番メニューなどのリクエストが飛び交い、必要な野菜や肉が決まってゆきます。
子供たちはワクワクしながらキャンプ道具を出してきては並べてゆきます。

キャンプの醍醐味、父親と子供たちの火おこし

キャンプ場での作業は、まずテント設営で場所作りをした後、火起こしです。
ちょうど昼ごはん時にキャンプ場につくため、腹ペコとの戦いです。
普段扱わない火は、父親と子供たちにとって一大イベント。

うまく炭に点火できるかは、木の枝や焚付となる素材の使い方、風の送り方によって変わってきます。
点火し、くすぶってきたら子どもたちの出番。
さあ!たくさんうちわであおごう!子供たちは興奮しながらうちわで風を送り続け、大きな火になってきました。
美味しいBBQに辿り着けそうです。

調理開始、用意から楽しい野外での食事

火がしっかりと燃え始めると、母親と子供たちは調理開始です。
野菜を洗ったり切ったりする仕事は子供たちにとっても楽しい作業。
いつも家でも家事を手伝っている妹や弟のほうがうまくやれたりしながら、笑顔で協力です。
切った野菜や肉を熱くなった網においてゆきます。
調理の段階から、普段と違って楽しいのが野外での食事ですね。

お昼はBBQでまるごと肉などを食べた後、しっかり夕方まで遊び、夕食の時間が迫ります。
キャンプというのは食べて遊んで寝て・・、がメイン。

夜ご飯は定番のカレーです。
昼の間に切っておいた具材を鍋に投入し、父親は焚き火の火加減を絶妙に調整します。
ご飯ももちろん炊きます。

子供たちはゆっくり丁寧にに具材をかき混ぜました。
母親がそっと優しくカレーをお皿に盛り付けると、ふわっと香りが立ち込めました。
家族全員が口を揃えて「おいしい!」と叫びました。

最高の味わいを感じるのは、家族の手で作り上げているキャンプだから、なのでしょう。
キャンプ料理を囲み、楽しい夜は老けてゆきます。
明日朝の食事を楽しみにしながら、寝床につきました。

この記事を書いた人

柴山甲一
酒器の案内人

バーテンダーとして様々な酒や人生と出会い、人生の数だけ酒の楽しみ方があることを知る。「酒の楽しみ方=人生」と捉える目線から、一人じっくり酒を楽しめる器や、誰かとの語らいを楽しむ器など、人に寄り添い人に合わせた“人生を変える酒器選び”をナビゲートする。飲食店などへも、料理人自身が選び切れない器の中から「酒と会話と料理と」を引き立てる器を提供し、その強いこだわりには信頼と定評を得ている。

この記事を書いた人

柴山典子
器人(うつわびと)

静岡の陶器屋の家に生まれ、幼少の頃より家庭用・飲食店用など様々な器に触れながら育つ、器屋生まれ器屋育ちつまり“生粋の器人”。“日本”が誇るもの文化やそれが反映された道具には深い敬意をもち、感動と関心で心の拍手が止まらない。未知に対して興味津々、驚きと笑いを一緒に分かち合えたら嬉しく人との繋がりに日々感謝。「和モノ」のみならずインテリア物は大好物。

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