
卒業と同時にはじまる、夢や不安
大学卒業の日が近づく中で、漠然とした不安とよくわからない期待に胸を膨らませている家族とも、日々の食卓を囲みます。
卒業を憂う晩餐を囲みながら、これからの未知の舞台への夢の始まりを共に祝ったり、不安を掻き立てたり…人生をともに歩む家族は、感動の瞬間もテーブルも共有しています。
卒業の乾杯が待つ食卓は、気持と人生を盃に浮かべ、夢への新たな一歩を迎える親子の儀式がはじまります。
卒業乾杯のために選ばれた特別なワイン
とある家族の食卓には、特別なワインが用意されていました。
親子で乾杯し、感動的な瞬間を分かち合うために厳選されたワイン。
時間と共に熟成されたような深みと共に、家族の絆をさらに深めるきっかけとなるワインの香りは、食卓に広がり夢への始まりに花を添えていきます。
過去の感謝と未来への期待
乾杯の席で、家族はこれからの未来の話と、これまでの思い出や感謝の言葉を贈りあうことでしょう。
今までの喜びや苦労、そして家族の支えや励ましに触れながら、超えてきた数々の瞬間。
互いに見えているものが違う親子でも、一つの家族として過ごしてきて、そしてこれからも未来へ進んでいく…そんな想いや願いを込めて食事のときは進んでゆきます。
期待を嬉しさを受け止め、愛に満ちた団らんで絆を深めながら。

この記事を書いた人
柴山甲一
酒器の案内人
バーテンダーとして様々な酒や人生と出会い、人生の数だけ酒の楽しみ方があることを知る。「酒の楽しみ方=人生」と捉える目線から、一人じっくり酒を楽しめる器や、誰かとの語らいを楽しむ器など、人に寄り添い人に合わせた“人生を変える酒器選び”をナビゲートする。飲食店などへも、料理人自身が選び切れない器の中から「酒と会話と料理と」を引き立てる器を提供し、その強いこだわりには信頼と定評を得ている。

この記事を書いた人
柴山典子
器人(うつわびと)
静岡の陶器屋の家に生まれ、幼少の頃より家庭用・飲食店用など様々な器に触れながら育つ、器屋生まれ器屋育ちつまり“生粋の器人”。“日本”が誇るもの文化やそれが反映された道具には深い敬意をもち、感動と関心で心の拍手が止まらない。未知に対して興味津々、驚きと笑いを一緒に分かち合えたら嬉しく人との繋がりに日々感謝。「和モノ」のみならずインテリア物は大好物。
記事に関連する器のご紹介

花弁三つ平皿
6,160円(税込)